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生地の選びかた。

 

こんにちは!

 

 

週末は久しぶりに1日釣りに行けそうでワクワクしています!!

 

 

さて、今回は生地の選びかたについて。

 

 

 

みなさんには関係ないと思いますが、アパレル業界ではこんな感じに生地を選んでいきます。(僕のいたところの場合ですので、ほかのアパレルメーカーでは違うかもしれませんが、、、)

 

 

 

 

選び方は3パターンでものづくりします。僕の場合。

 

 

①コストから生地を選んで作る。

 

 

②生地ありきでものを作る。

 

③ものありきで生地を選ぶ。

 

 

 

 

①の場合は、プライス設定が決まっている場合です。

 

例えば、10,000円のパンツを作りたい場合、縫製賃(パンツを縫う値段)や加工賃(撥水加工など)のコストを引いて、残った金額で利益がでるように考えます。

 

 

生地代が1000円/1mでパンツ1着にかかる生地の量が2mの場合は1000円×2m=2000円です。

 

 

 

プライス設定から逆算して生地を選ぶのがこの場合です。

 

 

 

 

 

次は生地ありきでものを作る場合。

 

 

 

この場合は、生地を見てビビッときた時です。

 

 

上の写真のような裏が起毛していて、防水フィルムが中にあるような生地だったら、この生地が生きるようなものを考えます。

 

 

こういう場合は、コストは二の次なので高くなりますが(笑)

 

 

 

BW-107VMのストレッチポンチパンツも②の場合で作りました。

 

 

107はスリムシルエットですが、360度ストレッチなので窮屈に感じません。この生地だとスリムシルエットが生きると思い、このシルエットにしました。

 

 

 

 

 

③のものありきで生地を選ぶ場合。

 

 

BW-103VMの立体裁断ストレッチフィッシングジーンズはこの③の場合で作りました。

 

 

デニムで最上級に動きやすさを求めたため、1.ストレッチがよく効いたデニムであること、2.着用疲れしないように軽くかつ強い生地であること、を考慮して生地を選びました。

 

 

この場合も生地の値段は二の次で、1,2の条件がある生地を洗いざらい探して一番良いものを決めます。

 

 

この3の場合も、値段が高くなります(笑)

 

 

 

 

 

以上、生地を選ぶ方法としてはおおよそ3パターンで決めていきます。

 

 

 

THE BACK WATERの場合は、②と③ばかりです。

 

 

なので~

 

 

パンツの値段まあまあするんです(笑)

 

 

 

 

 

 

今回は、誰からの要望でもないですが、生地の選び方について書いてみました~

 

 

 

 

なにか質問があればできる限りお答えします。

 

 

ブログのネタにしていきますので、質問お待ちしてま~す。

 

 

 

 

答えにくい質問はやめてくださいね(笑)

 

 

答えにくい質問は直接お会いしたときにこそっとお教えいたします。