こんにちは!
フィッシングキャンパーに!!向けてのアイテム。
前々からサンプル作ってたんですが、なかなか良いのができず、、、。
なぜフィッシングキャンパー向けなのかというと、防炎&撥水加工をしているジーンズだからです。
前回までは立体裁断で作っていましたが、今回は普通仕様。
綿100%なので、シルエットが細いと全く動けません!!
というわけで、少しルーズシルエットに変更しています。
生地は14オンスの赤耳を仕様。
キャンプで激しく穿いても破れない強度のデニムです。
この生地に撥水と防炎加工をしています。
撥水はご存知だと思うのですが、防炎加工は生地に窒素含ませる加工をしています。
燃えるためには酸素が必要ですが、窒素はその酸素を遮断させます。
なので、燃えにくいジーンズになります。
燃えにくくしたのは、キャンプファイヤーの火の粉が飛んできても燃えない・焦げないようにするためです。
キャンプファイヤーで重要な点は、燃えにくいだけではなくジーンズ付属も重要になります。
ボタンとファスナー以外の金属付属を取り除いています。
これはボートを傷つけないという釣りにおいても重要ですが、キャンプにとっても必要。
なにせ、金属がキャンプファイヤーで熱せられて熱くなりますから。
僕が指さすところは何を意味していると思いますか??
変な意味じゃないですよw
実はリーバイスなどのジーンズにはかつてここにリベットが付いていました。
クロッチリベットと呼ばれ、1941年に廃止されたと言われています。
なぜここのリベットがなくなったと思いますか??
それはカウボーイたちから、キャンプファイヤーでクロッチリベットが熱くなる!!というクレームが入ったためです。
そのため、僕の作ったサンプルからリベットをすべて排除しています。
他に変更している点は、ステッチを金茶ベースにしていることです。
右は、スリムジーンズの内股。
THE BACK WATERのパンツの多くはスミクロステッチを採用しています。
ただ今回は、オーソドックスなジーンズを目指して作ってます。
釣りでも、キャンプでも有効なジーンズができたらと思ってます。
ひとまず、火をつけたり、水をかけたり、穿き心地を確認するために穿き込んでみます。