
こんにちは!
現在、スリムストレッチジーンズブラックBW-104VMBBが生産中。
本日、縫いあがったので特殊屋さんへ入れてきました。
特殊屋さんは、ベルトループやボタン、カンドメを付ける工場。
縫いが終わったので、型紙が返ってきました。
型紙は、裁断するときや縫製するときに使用します。
だいたいの工場は、裁断するときに型紙は使いません。
各サイズのパターンデータを大きいプリンターで印刷して、その紙を生地に置いて裁断してます。
この場合は手裁断です。
もしくは、パターンデータをそのまま機械で読み取って機械裁断します。
じゃなぜ型紙が必要かというと、

こんな感じに、刺繍位置を指定するのに使ったりもします。
この型紙を刺繍屋さんに渡して位置を確認してもらいます。

その位置に刺繍をしてもらって、縫いあげるとこのポジションになります。
あとは、

ネームを付ける位置を確認するための型もあります。
これはどこの型かというと、ポケット布の裏側。
この場所にネームを付けると、

こんな感じにネーム場所にズレがなく、縫製をすることができます。
また位置だけでなく、縫い代や縫製指示が型紙内に記入されているので、確認しながら縫製していきます。
型紙にも、ネーム付け型や裁断型、縫いあがったあとにサイズがあっているかなどの置き型など、用途によっていろいろと型紙があります。
THE BACK WATERでは、32インチ(僕用のサイズ)を基準サイズとしているので、印刷するのは32インチだけにしています。
これがパターンデータを大きいプリンターで印刷できない工場だった場合、すべてのサイズを印刷する必要があります。
それのネーム付け型・裁断型・置き型を印刷したら、それはもう山盛りになります(笑)
ジーンズはこういう型紙を使って、作られていきます。
生産の裏話でした~
ブラックジーンズは特殊縫製が終わると、撥水加工へと進行していきます!!